CONSTRUCTION

施工について

ご注意

SUKIは、部品ごとにあらかじめ加工が施されているセミオーダーの木塀キットです。
露地(舗装されていない地面)であれば、施工の全てをお客様にて行うこともできますが、主に基礎作りにおいて正確な作業が求められます。そのため、難易度の高い作業までを、弊社または協力事業者のスタッフにて行う施工オプションの選択をお勧めしております。
もちろん完成までの全てを任せていただくことも可能です。
詳しくは施工オプションのページからご確認ください。

木塀キットの到着から完成まで / 長岡市のK様邸

※こちらは露地・2スパンでの施工の様子になります。下地や施工面積によって手順は異なる場合があります。

1. 部材確認

製品が到着したら、まずは納品書に記載されている部材が間違いなく揃っているかを確認します。

それぞれの部品がどこに使うかを確認し、間違えないよう印をつけておきます。

部材の到着

2. 位置決め 

支柱の位置を決めます。

①柱が一列に揃うよう、杭を立てて糸で結びます。
 ※糸は完全に水平に張ってください。
②ガイドを使って距離を測ります。
③支柱を立てる位置にピンを挿します。

柱間の距離を決める

3. 掘削

基礎ブロックを入れるための穴を掘ります。
やや大きめに、30cmx30cmほどのサイズで必要な深さより5cmほど深くまで、スコップなどを使い掘り進めます。
掘り起こした土は、一部を後の作業で使うため、まだ片付けずにおきます。

掘れたら、深さを調整するため砕石を入れ、角材などでしっかりと押し慣らします。
※この時点で深さが合うように、先に張った横糸を使ってしっかりと確認します。

基礎のための掘削

4. 支柱設置

砕石で深さを合わせた穴へ、基礎ブロックを入れ柱を立てます。
柱の前後と横位置、高さ、更に傾きがないか、定規や水平器を使って慎重に確認します。

問題なければ、写真のように筋交(すじかい)を杭とビスなどで固定し、作業中に柱が動かないようにします。

真っ直ぐに支柱を立てる

5. 基礎固め

支柱が立ったら土とモルタルを使って基礎を固めます。

まず掘削で掘り起こした土を、穴と基礎ブロックの間に詰め、ブロックが動かないようにします。

続いて、基礎ブロックと支柱の間にモルタルを溢れるまで流し込みます。
しばらく経つとモルタルが引くので、再び溢れるまで流し込みます。

約一日置けばモルタルが固まるので、その後筋交を外します。
ここまでで基礎と支柱立てが完了です。

隙間を埋める
モルタルを流し込む

6. 板張り

上、下、中の順で板を止めていきます。
一度に全ての釘を打たず、ズレがないか確認しながら止めていきます。

この作業はなるべく二人で左右から支持して行います。

横板の固定
横板2枚目

7. 塗装・完成

板を貼り終わったら、必要に応じて塗装をして完成です。
(今回は塗装は後日施主さんが行うそうです。)

お疲れ様でした。

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設置完了
お疲れさまでした。